商品紹介

三和食品かぶらやは、富山南砺の水清き小矢部川のほとりに位置しています。
創業は昭和40年「かぶら寿し作り」が始まりです。

かぶら寿し

かぶら寿しは北陸の伝統食品です。
当地南砺市はかぶらや大根の産地でもあったことから、古きより各家々で正月のおせち料理に欠かせぬ一品としてかぶら寿しを作りました。
特に魚屋は各店の味自慢のかぶら寿しをお得意様にお歳暮としてお届けしたものです。
また、遠くにいる子や親戚に故郷の冬の味を送り、少しづつ全国に広まっていくようになりました。
北陸の冬は、ぶり起こしの雷で降りだす雪を連想します。ぶりやさばを挟んだ白いかぶらを糀にあしらった人参の色合いは北陸の冬そのものです。
時代とともに作る家庭は少なくなりましたが、「かぶら寿し屋」としてこの地方の伝統食品を守り続けています。

大根寿し

短い期間のかぶら寿しを惜しむ声に少しでも応えるべく平成19年春には、大根のしゃっきとした食感を生かしたかぶら寿しならぬ「大根寿し」が誕生しました。
かぶらは繊維質が柔らかく甘みもありますが、大根は繊維質が硬く水分も多く甘みがありません。
この夏大根の辛味を生かして、歯ごたえのある涼しい味の糀漬が出来上がりました。硬い皮部分は厚く剥き、食べやすく仕上げました。外観は似ていますが冬の期間のかぶら寿しに対して通年の大根寿しはまた違った魅力があります。

昆布巻

昆布巻は、江戸時代中頃に北廻船の船頭が海の水で炊き上げたのが初めと言われており海岸地域より内陸に伝えられ、神事・司祭・お祝のご馳走として使われるようになりました。
昆布は海の野菜と言われ、食物繊維が多く含まれており、体の掃除屋と言われています。昆布巻は全国的に広く食べられている食品です。ただ地域によって使用する昆布の産地と味付けが違ってきます。具は身欠にしんが多く占めています。
三和食品の昆布巻は、舌触りがなめらかな道東産のナガコンブを使って、にしん・さけ・たらこなどの具を、南砺の地で一本一本丁寧に巻き柔らかく炊き上げました。
かぶら寿し同様、昔より好んで食された手作りの伝統食品の味を守り続けています。

ウェブマガジン旅色の東海北陸お取り寄せグルメ&観光特集に紹介されました

三和食品株式会社

〒939-1622 富山県南砺市遊部川原15-2
定休日:毎週水曜日(ただし季節により営業します)

電話番号 0763-52-0284
受付時間:9:00〜17:00 (月~金)

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